top of page

デイサービスの自立支援ポイント|自分らしい生活を取り戻す方法

  • 株式会社アゲイン
  • 1月19日
  • 読了時間: 20分

▶︎1. デイサービスと自立支援とは


1-1. デイサービスが果たす役割とは


デイサービスは、介護が必要な方ができるだけ自宅で自立した生活を続けられるよう支える通所介護サービスです。食事や入浴、機能訓練などの支援を受けながら、安心して過ごせる日中の居場所としての役割を持っています。 


近年では「介護」だけでなく「自立支援」を重視する施設が増えており、単なるお世話ではなく、「自分でできる力を引き出すケア」が注目されています。


たとえば、食事の場面ひとつを取っても、ただ食べさせるのではなく、「自分で箸を持ち、一口でも食べられるようにサポートする」ことが大切です。 また、歩行訓練や立ち上がり練習などのリハビリを取り入れることで、日常動作の維持・回復を促し、家でも過ごしやすくなります。


デイサービスが担う主な役割は次の3つです。


  1. 日常生活の支援:食事・入浴・排泄などの介助を通じて、清潔で快適な生活をサポート。

  2. 身体機能の維持・向上:個別機能訓練を通じて、転倒予防や筋力維持を促す。

  3. 社会的つながりの場の提供:同世代との会話やレクリエーションを通じて、孤立を防ぎ、心の健康を守る。

特に3つ目の「社会的交流の機会」は、自立支援において非常に大きな意味を持ちます。 人と関わり、笑顔で会話をすることで意欲が高まり、生活への前向きな気持ちが生まれるからです。 その結果、体を動かす機会が増え、心身の機能維持にもつながります。


一方で、よくある失敗として次のようなケースがあります。


  • ①「安全重視」で過度に介助しすぎてしまう

  • ②リハビリの目的が本人に伝わらず、やる気が続かない

  • ③家庭と施設の支援方針が一致していない


これらを防ぐには、「本人の意思を尊重しながら、できることは見守る」姿勢が大切です。 ほんの少しの挑戦が「自分にもできる」という自信になり、その積み重ねが自立支援の第一歩になります。


1-2. 「自立支援」の基本的な考え方


自立支援とは、単に介助を減らすことではありません。 「利用者が自分の力で生活を続けられるように支える」ことが目的です。 つまり、できないことをすべて代わりに行うのではなく、「どうすれば自分の力でできるか」を一緒に考える支援が求められます。


その基本には、身体的・精神的・社会的の3つの側面があります。


  1. 身体的自立:食事や排泄、移動などの日常動作を自分で行えるよう支援する。

  2. 精神的自立:自信を取り戻し、「もう一度やってみよう」と思える気持ちを育てる。

  3. 社会的自立:他者と関わり、社会とのつながりを保つ。

たとえば、毎朝の着替えを自分のペースで行うだけでも、自立支援の一歩になります。 小さな成功体験を積み重ねることで、次の行動への意欲が湧き、生活全体が前向きに変わっていきます。


よくある課題としては、


  • ①支援者が「早く終わらせたい」と思い、つい手を出してしまう


  • ②本人が失敗を恐れてチャレンジを避ける

  • ③家族が「危ないから」と挑戦を止めてしまう

こうした場面では、焦らず「見守りの時間」を大切にすることがポイントです。 成功だけでなく「やってみようとした気持ち」を認めることで、本人の意欲が続きます。


自立支援の本質は、“できることを奪わず、できるようになる喜びを支える”こと。 そのためには、デイサービスと家庭が連携し、本人のペースに寄り添うことが何より大切です。


▶︎2. 自立支援の具体的なポイント


2-1. 自立支援で重視される身体機能のケア


自立支援を考えるうえで、最も基本となるのが身体機能の維持と向上です。 人は加齢とともに筋力やバランス感覚が低下し、立ち上がりや歩行といった日常動作が難しくなっていきます。 しかし、適切な運動や機能訓練を続けることで、その低下を緩やかにしたり、再び動ける力を取り戻したりすることができます。


デイサービスでは、利用者一人ひとりの状態に合わせた機能訓練を行うのが一般的です。 たとえば、


  • 椅子からの立ち上がり練習

  • 段差を使った昇降運動

  • 握力や下肢筋力を鍛える軽いトレーニング


こうした運動を定期的に取り入れることで、転倒リスクを減らし、歩行能力を維持しやすくなります。


特に大切なのは、「無理をしない範囲で続けること」です。 最初から長時間の訓練をするのではなく、1日10分から始め、少しずつ慣らしていくことが効果的です。 継続することで筋力が維持され、買い物や外出など自分の力で行動できる範囲が広がっていきます。


よくある失敗としては、次の3つが挙げられます。


  1. 急に負荷の高い運動を行って体を痛めてしまう

  2. 目的が不明確で、訓練が単なる“作業”になってしまう

  3. 本人のモチベーションが続かず、途中でやめてしまう


これらを防ぐには、「できることの喜び」を感じられる工夫が欠かせません。 たとえば、前回よりも1回多く立ち上がれたら拍手で喜ぶ、歩行距離を目に見える形で記録するなど、達成感を感じられる工夫をすることで意欲が高まります。


身体機能を維持することは、単に体を動かす力を保つだけでなく、「自分で生活できる自信を守ること」につながります。 それが、自立支援の最初の柱です。


2-2. 日常生活動作(ADL)へのアプローチ


自立支援のもう一つの重要なポイントが、日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)へのアプローチです。 ADLとは、食事・入浴・排泄・更衣・移動といった、日常に欠かせない基本動作を指します。


デイサービスでは、これらの動作を「代わりに行う」のではなく、「できるように支える」ことを目的にしています。 たとえば入浴の場面では、すべてを介助するのではなく、「自分で体を洗う部分を増やす」「立ち上がりを自力で行う」など、少しずつ“自分でできる動作”を増やしていきます。 この積み重ねが、家庭での自立につながります。


また、食事やトイレ動作などの支援でも、できるだけ本人のペースを尊重することが大事です。 時間がかかっても、本人が「できた」と感じられる瞬間をつくることで、達成感と自信を育てます。


ただし、ここでも注意が必要です。


  • ①介助者が焦って、すぐに手を出してしまう

  • ②本人が失敗を恐れて「やりたくない」と思ってしまう

  • ③安全面を優先するあまり、チャレンジの機会を奪ってしまう

こうした状況を防ぐためには、「安全を確保しながら見守るバランス」が欠かせません。 たとえば、浴室に手すりを設置する、滑りにくいマットを使うなど、環境を整えるだけでも「自分でやってみよう」という気持ちを後押しできます。


さらに、できた動作を職員同士や家族と共有することも重要です。 「今日は自分で上着を着られた」「立ち上がりがスムーズになった」といった小さな変化を共有することで、本人も支援者も成長を実感しやすくなります。


ADLの向上は、在宅生活を続けるための大きな鍵です。 「できることを守る」意識を持つことで、介助の量が減り、家族の負担も軽くなります。


2-3. 認知機能・精神面の自立支援


身体の健康と同じくらい大切なのが、認知機能と心の自立支援です。 年齢を重ねると、記憶力や判断力が低下しやすくなり、「何もしたくない」「人と話すのが億劫」と感じる方も増えていきます。 このような気持ちの変化が進むと、活動量が減り、結果的に身体機能にも影響を及ぼします。


そのため、デイサービスでは認知機能の維持を目的とした活動を積極的に取り入れています。 代表的なものには、


  • 計算や漢字、しりとりなどの脳トレーニング

  • 手先を使う折り紙や塗り絵

  • 季節の行事やグループでのレクリエーション


などがあります。


こうした活動を通して、楽しみながら頭を使うことができ、認知症の進行を緩やかにする効果が期待できます。 また、他の利用者との会話を通じて笑顔が増えると、気持ちが前向きになり、「次も行きたい」という意欲が生まれます。


ただし、認知機能への支援でよくある失敗は次の3つです。


  1. 課題が難しすぎてストレスを感じてしまう

  2. 一方的に進めてしまい、本人の興味が持続しない

  3. 成果を評価せず、モチベーションが下がってしまう


これを防ぐには、「その人の好きなこと」からアプローチする工夫が効果的です。 昔好きだった歌を一緒に口ずさむ、趣味だった編み物を再開するなど、個々の興味を尊重することが継続の秘訣です。


精神的な支援では、スタッフの声かけも大きな役割を果たします。 「今日も来てくれてうれしい」「前より元気そうですね」といった肯定的な言葉は、自己肯定感を高め、気持ちの安定につながります。


心が前向きになることで、身体も自然と動くようになります。 この「心と体の好循環」をつくることこそが、真の意味での自立支援です。


▶︎3. デイサービス選びのポイント


3-1. 自立支援に力を入れている施設の見極め方


デイサービスを選ぶ際に最も大切なのは、「その施設がどれだけ自立支援に本気で取り組んでいるか」という点です。 どの施設も食事・入浴・送迎といった基本的な介護サービスは提供していますが、実際の支援方針やスタッフの考え方には大きな違いがあります。


自立支援に力を入れている施設では、単にお世話をするだけでなく、「自分でできることを増やすための工夫」が随所に見られます。 たとえば、利用者自身が選んで動く機会を増やすレイアウトになっていたり、スタッフが声をかけすぎず、あえて“見守る時間”を大切にしていたりします。


見学時にチェックしたいポイントとしては次の3つです。


  1. 専門スタッフの配置  理学療法士や作業療法士など、機能訓練を専門とする職員が在籍しているかどうか。専門職が関わると、科学的根拠に基づいたプログラムが実施されやすくなります。

  2. 個別支援計画の内容  「一人ひとりの目標」が明確に設定されているかが重要です。「自分で立ち上がれるようになる」「買い物に行けるようにする」など、本人の希望を取り入れているかを確認しましょう。

  3. スタッフの関わり方  利用者が行動しようとしたときに、すぐに手を出すのではなく、「もう少し頑張ってみましょう」と見守る姿勢があるか。これが自立支援型施設の大きな特徴です。

一方で、よくある失敗は、


  • 雰囲気だけで決めてしまい、支援方針を確認しなかった

  • 利用目的が曖昧なまま契約してしまった

  • 見学時に“できること”より“できないこと”ばかり説明された


といったケースです。


これを防ぐには、必ず複数施設を比較することが大切です。 同じ地域でも、施設ごとに雰囲気や支援内容はまったく違います。見学や体験利用を通して「本人が前向きに通えそうか」を重視すると、満足度の高い選択ができます。


デイサービス選びは、介護の質を左右する大切な決断です。 焦らず時間をかけて、本人の希望を尊重した選択をしましょう。


3-2. 利用者の環境や道具の整備


デイサービスの質は、施設内の設備や環境づくりにも大きく関係します。 特に自立支援を重視する施設では、「利用者が自分で動きやすい環境づくり」に力を入れています。

たとえば、


  • 廊下や浴室に手すりが設置されている

  • 床が滑りにくく、段差が少ない

  • 椅子やテーブルの高さが個々に合わせられている 


といった細かな工夫があると、転倒リスクが減り、「自分の力で動ける」機会が自然と増えます。


また、補助具の使い方を丁寧にサポートしてくれるかも大切です。 歩行器や杖の選び方、靴のフィット感など、わずかな違いで動きやすさが変わります。 デイサービスで正しい使い方を練習すれば、家庭でも安全に活用できます。


よくある失敗は、


  1. 施設の環境が整っておらず、利用者が動くたびに不安を感じてしまう

  2. 職員がすべて介助してしまい、本人が動く機会を失う

  3. 家庭の環境と施設の環境が異なり、家では動けなくなる


こうしたトラブルを防ぐには、家庭と施設の連携が欠かせません。 施設でできるようになった動作を家庭でも再現できるよう、スタッフに「どんな練習をしているか」を聞いておくとよいでしょう。 また、家でも小さな工夫を取り入れることで、自立度がさらに高まります。


環境を整えることは、本人の“できる力”を最大限に引き出すための土台です。 安全で動きやすい空間があってこそ、本当の意味での自立支援が実現します。


3-3. スタッフ対応と支援方針の違い


デイサービス選びで見落とされがちなのが、スタッフの声かけや支援方針です。どんなに設備が整っていても、スタッフの対応が「お世話型」になってしまうと、自立支援の効果は半減してしまいます。


たとえば、自立支援型のスタッフは次のような姿勢を持っています。


  • 「できない部分」を指摘するより、「できたこと」を褒める

  • 困っていてもすぐに手を出さず、本人が考える時間を与える

  • 一人ひとりのペースを尊重し、焦らせない


このような関わりは、本人の意欲を引き出し、前向きな気持ちを支えます。 一方で、支援方針が統一されていない施設では、スタッフごとに対応が異なり、本人が混乱してしまうこともあります。


見学時には、職員の声かけや表情をよく観察してみましょう。 利用者に笑顔で接しているか、ゆっくりと話を聞いてくれるかなど、現場の雰囲気から支援の質が伝わってきます。


また、施設全体の方針も重要です。 「できることを増やす支援」なのか、「安全第一で守る支援」なのかで、日々の取り組みが大きく異なります。 理想はその両方をバランスよく取り入れている施設です。


自立支援は、設備よりも“人”の力で実現します。温かく寄り添いながらも、挑戦を後押ししてくれるスタッフがいるかどうか。それが、デイサービス選びで最も大切なポイントです。


▶︎4. 日常に取り入れたい自立支援のコツ

4-1. 家庭でできる自立支援の習慣づくり


デイサービスでの支援をより効果的にするためには、家庭での過ごし方を工夫することが欠かせません。 一日の大半を自宅で過ごす方にとって、日常生活の中に小さな“自立の練習”を取り入れることが、継続的な機能維持につながります


たとえば、朝起きたら自分で服を選んで着替える、昼食の食器を片づける、夕方に軽いストレッチをする。 こうした「当たり前の動作」も立派な自立支援の一歩です。 ポイントは、「できることは自分でやる」習慣を少しずつ増やすこと。 たった5分の動作でも、毎日積み重ねることで体力や意欲に大きな差が生まれます。


よくある失敗は、


  1. 「転ぶと危ないから」と何もさせない

  2. 「時間がかかるから」と家族が代わりにやってしまう

  3. 「昨日できなかったから」と挑戦をやめてしまう 


といったケースです。


これらを防ぐには、「安全を確保しながら、できるだけ本人に任せる」姿勢が大切です。 たとえば、立ち上がり時に手すりを設置したり、滑り止めマットを敷いたりするだけでも、安心して動けるようになります。 また、動作を強制するのではなく、「今日はこれを一緒にやってみよう」と声をかけることで、自然とやる気が引き出されます。


自立支援の基本は、“できることを奪わない”こと。 ほんの少しでも自分の力でできたという達成感が、次の行動への意欲を育てます。


4-2. 家族と共有できる支援ポイント


自立支援を続けるうえで欠かせないのが、家族との連携です。 デイサービスでの支援がどれほど充実していても、家庭で同じ方向の支援が行われなければ、効果が半減してしまいます。 家族ができる範囲で協力し合うことで、本人の意欲が長く続きやすくなります


まず意識したいのは、「できることを見守る」という姿勢です。 家族にとっては、つい助けたくなる場面も多いものですが、本人が努力している最中に手を出してしまうと、“やってもらうのが当たり前”という意識が根づいてしまいます。 たとえ時間がかかっても、まずは本人の力で挑戦してもらいましょう。


また、デイサービスのスタッフと家庭での支援内容を共有することも大切です。 たとえば、施設で「歩行練習をしています」と聞いたら、家でも同じように廊下を一緒に歩く時間をつくる。 同じ動作を家庭で繰り返すことで、体が覚え、動作が安定しやすくなります。


家庭での支援をスムーズに行うためには、次の3つのポイントを意識しましょう。


  1. 無理のない範囲で継続する  一度に多くを求めず、少しずつ積み重ねることが大切。

  2. 環境を整える  手すりの設置や照明の明るさなど、安全に動ける工夫を。

  3. 「できた瞬間」を褒める  成功体験を積むことで、本人の自信とやる気が高まる。


これらを意識するだけで、家庭での生活の質が大きく変わります。 「家族が見守ってくれている」という安心感が、本人の挑戦を後押しします。


自立支援は、家庭と施設が同じ方向を向いてこそ成果が出ます。 お互いの役割を理解しながら、支え合う姿勢が何より大切です。


4-3. 小さな工夫で続けられる日常の自立支援


自立支援というと「難しそう」と感じる方もいますが、実は日常生活の中に自然に取り入れる方法がたくさんあります。 特別な道具や設備がなくても、生活の中で少し意識を変えるだけで支援になります


たとえば、


  • 毎日の料理を一緒に行う(包丁を持つ、野菜を洗うなど)

  • 洗濯物をたたむ

  • 庭やベランダの植物に水をやる

  • ゴミ出しを一緒に行う


こうした動作は、一見すると単純ですが、「手を動かす」「体を使う」「考える」ことを自然に促すため、自立支援の観点から非常に効果的です。


また、季節の変化を感じられる活動を取り入れるのもおすすめです。 たとえば春には花見、夏には冷たいお茶の準備、秋には紅葉の話題、冬には年賀状づくりなど、季節ごとの行事をきっかけに会話や動作の機会を増やせます。 こうした「小さな楽しみ」は、心の健康維持にもつながります。


ただし、続けるうえで注意したいのは次の3点です。


  1. 毎日同じことばかりだと飽きてしまう

  2. 難しすぎる課題はストレスになりやすい

  3. 家族が主導しすぎてしまい、本人の意思が尊重されない


この3つを避けるには、「本人が好きなこと・得意なこと」を中心に活動を選ぶのがコツです。 自分が楽しめる活動であれば、自然と継続できます。


また、日々の変化を記録しておくとモチベーション維持に役立ちます。 たとえば、「今日は自分で上着を着た」「昨日より歩く距離が増えた」といったメモを残すだけでも、本人の成長を実感できます。


自立支援は、特別なことをするのではなく、“日常を少し前向きにする工夫”から始まります。 家庭の中でできる範囲の取り組みを、楽しみながら続けていきましょう。


▶︎5. デイサービスときめき倶楽部での自立支援の取り組み

5-1. 利用者一人ひとりに合わせた支援計画


「デイサービスときめき倶楽部」では、利用者一人ひとりの生活状況や身体機能、希望を丁寧に把握したうえで、個別に最適な支援計画を立てることを大切にしています。 


同じ「歩行練習」でも、体力や目的によって内容はまったく違います。 たとえば、外出を目標にしている方には歩行距離を少しずつ伸ばすプログラムを、家庭での立ち上がりに困っている方には筋力維持中心の訓練を行うなど、それぞれに合わせたプランを作成しています。


支援計画は、介護職員・看護職員・機能訓練指導員などの多職種チームで連携しながら進めます。 体の状態だけでなく、心の状態、生活のリズム、家庭環境なども踏まえて目標を設定するのが特徴です。 定期的にモニタリングを行い、必要に応じて計画を見直すことで、常に本人にとって最適な支援を続けています。


また、本人の「できるようになりたい」という気持ちを尊重し、目標を一緒に決めることも大切にしています。 自分で目標を選ぶことで、取り組みへの意欲が高まり、結果的に成果も出やすくなります。


よくある失敗としては、


  1. 計画が本人の希望とずれてしまい、やる気が続かない

  2. 訓練内容が一方的に決められてしまう

  3. 目標が大きすぎて途中であきらめてしまう 


といったケースです。


ときめき倶楽部ではこうした失敗を防ぐため、「小さな成功を積み重ねる支援」を重視しています。 「今日は立ち上がれた」「昨日よりも長く歩けた」など、一歩ずつ成長を感じられる支援こそ、自立支援の原点と考えています。


一人ひとりに寄り添った支援計画が、“自分でできる喜び”を取り戻すきっかけになります。


5-2. 専門スタッフによる安心のサポート体制


ときめき倶楽部の強みは、経験豊かな専門スタッフがチームで支援にあたっていることです。 介護職員だけでなく、看護職員や機能訓練指導員が常駐しており、体調管理からリハビリ、生活面のフォローまで一貫したサポートが受けられます。


スタッフは、単に介助を行うのではなく、「どうすれば利用者が自分の力で動けるようになるか」を常に考えています。 たとえば、入浴の際に手すりを持ちながら立ち上がれるよう声をかけたり、歩行時の姿勢を少しずつ修正したりと、日常の中に自然な訓練を取り入れています。


また、体のケアだけでなく、心のサポートにも力を入れています。 利用者の不安や緊張を和らげるために、穏やかな声かけや会話の時間を大切にし、精神的にも安心できる環境を整えています。 心が落ち着くと、体の動きもスムーズになり、生活全体のリズムが整っていきます。


さらに、家族への情報共有も丁寧に行っています。 「最近こんなことができるようになりました」「ご家庭ではこうサポートするといいですよ」といったフィードバックを欠かしません。 家庭と施設が連携することで、より効果的な支援が可能になります。


このように、ときめき倶楽部では「安心して挑戦できる環境づくり」を重視しています。 それが、利用者の自立を長く支える土台になっています。


5-3. 地域に根ざした支援と理念


「デイサービスときめき倶楽部」は、福島県いわき市小名浜で地域に根ざした介護福祉サービスを展開しています。 その根底には、経営理念でもある、「Believe in yourself, Let’s try again(自分を信じてもう一度やってみよう)」という言葉があります。


この理念には、震災や困難を乗り越え、もう一度立ち上がる勇気を支えたいという思いが込められています。 そのため、ときめき倶楽部では「できないこと」ではなく「できる可能性」に目を向け、利用者が前向きに挑戦できる環境を整えています。


地域とのつながりも大切にしており、地元の行事や季節のイベントを通じて、地域社会との関わりを持つ機会を積極的に設けています。 社会とのつながりを持つことは、孤立感を防ぎ、生きがいのある暮らしにつながります。


また、施設全体が温かく開かれた雰囲気に包まれているのも特徴です。 利用者同士の笑顔や会話が絶えず、初めての方でも安心して通える空間づくりを心がけています。 スタッフは「その人らしい生活」を尊重し、できることを増やすだけでなく、心の再生や希望の再構築を支えるケアを実践しています。


よくある課題として、「自立支援=リハビリ」と考えてしまうケースがありますが、ときめき倶楽部の支援はそれだけにとどまりません。 心と体の両面からサポートし、再び自信を取り戻して日常を楽しめるよう導くのが特徴です。


自立支援とは、もう一度“生きる力”を取り戻すこと。 ときめき倶楽部は、その一歩を共に歩むパートナーとして、利用者一人ひとりの可能性を信じ、挑戦を支え続けています。


▶︎6. まとめ:自立支援で得られる生活の豊かさ

6-1. 自立支援がもたらす心身の変化


ここまで見てきたように、デイサービスでの自立支援は単なる介護ではなく、「その人が自分らしく生きる力を取り戻す支援」です。 小さな動作でも「自分でできた」という実感を重ねることで、心と体の両面に前向きな変化が生まれます。


身体面では、継続的な機能訓練や生活動作の練習により、筋力やバランス感覚が維持され、転倒のリスクが減ります。 「自分の力で歩ける」「着替えができる」という自信がつけば、活動範囲も自然と広がります。


精神面では、達成感や充実感を感じることで意欲が高まり、笑顔が増えます。 人との交流を通じて社会的なつながりを感じられることも、孤立防止や心の安定に大きく貢献します。

また、自立支援の効果は本人だけでなく、家族にも広がります。 


「以前よりできることが増えた」という変化は、家族の安心にもつながり、介護の負担が軽くなるケースも多く見られます。


自立支援は、“本人の力を引き出し、家族の笑顔を取り戻すケア”です。 それは、一方的な介助では得られない、温かく継続的な支援の形です。


6-2. 自立支援の実践に向けて


これから自立支援を進めたいと考える方に大切なのは、「完璧を目指さず、できることから始める」ことです。 毎日の生活の中で少しずつ挑戦を続けることが、長い目で見れば大きな成果につながります。


たとえば、


  1. 朝の立ち上がりや着替えを自分で行う

  2. 家族が手伝う前に「できそうか」を聞く

  3. 小さな成功を褒めて一緒に喜ぶ


この3つを意識するだけで、日常の中に自然と自立支援の要素が生まれます。


デイサービスを利用している方は、施設のスタッフと連携しながら家庭でも同じ取り組みを続けると効果的です。施設での訓練内容を共有し、家庭で復習するように実践することで、動作が定着しやすくなります。


そして何より大切なのは、本人のペースを尊重すること。 「ゆっくりでも自分の力でできた」という実感を積み重ねることが、心の自立につながります。


自立支援の目的は、“できることを取り戻す”だけでなく、“自分らしく生きる喜びを守る”ことです。その思いを支えるデイサービスが、これからの暮らしをもっと豊かにしてくれます。


▶︎デイサービスのことならときめき倶楽部にお任せください

福島県いわき市小名浜で通所介護サービスを提供する「デイサービスときめき倶楽部」では、利用者一人ひとりの健やかな在宅生活を全力で支援しています。


経験豊かな専門職が在籍し、充実したレクリエーションと丁寧なケアで、安心と生きがいのある毎日をサポートしています。


サービスに関するお問い合わせは、公式サイトからどうぞ。



 
 
 

コメント


again-logo.png

アゲイン

0246-88-9992

【営業時間】 月曜日から土曜日8:15~17:15

※日曜日は休業しております

〒971-8101

福島県いわき市小名浜字大原境西166-1

FAX 0246-88-9993

https://www.again-care.jp/

again@again-care.jp

  • Youtube
  • Instagram
  • X
  • TikTok

©2025 again All rights Reserved.

bottom of page